住んでみたい場所は違えど、大半の人は海外移住に憧れたことがあると思います。
でも海外移住したくてもどうすれば移住できるのかはよくわかりませんよね。
どの国に移住するにしても、どんな準備が必要なのかを知ることはとても大事なことです。
そこで今回は、海外移住へ向けてどのような準備が必要かを解説いたしますので、海外移住を目指す人は参考にしていただければと思います。
まず最初にあなたが移住を希望する国の情報を集めましょう。
国によって条件に違いがあるのでしっかり情報収集をしておきましょう。
今はネットで様々な情報を確認することができますが、最近はSNSが普及しているのですでに移住されている人に直接連絡し現地の情報を聞いてみるといいです。
そうすることで現地のリアルな情報が知れますし親しくなれば移住したときにアドバイスやサポートをしてくれるかもしれません。
海外移住したいけど移住先が決まっていないという方は、環境・移住条件・仕事・お金のことなどを踏まえてリストアップしてみてください。
憧れの国に住むのもいいと思いますが、全てが理想通りの国はありません。
あなたにとって何が重要でどんなことなら寛容になれるか。
それをしっかり考えたうえで決めることが大切です。
そうすることで後悔のない充実した移住生活が送れるでしょう。
移住先や候補地が決まったら下見に行きましょう。
その国があなたのイメージ通りならいいですが実際に行ってみると違和感を感じるかもしれません。
移住してしまってから後悔してももう手遅れですので下見はできれば何度かしていただきたいです。
このときにSNSなどで知り合った人と会えるのであれば直接会って気になることを質問してみましょう。
ネットには載っていない重要な情報が聞けるかもしれませんよ。
現在お持ちのパスポートの有効期間を確認してください。
国によっては、パスポートの残存有効期間を求められる場合もありますので、有効期限は確認しておきましょう。
ビザに関して、日本のパスポートの信頼性はとても高いのでノービザでも最大90日の滞在が認められている国もあります。
ビザ申請の際には、スタンプが押されていない白紙のページが必要になりますのでご注意ください。
また、VISA取得には時間がかかるので事前に詳細を確認し、時間に余裕を持って取得しましょう。
海外転出届は出国予定の2週間前から届け出が受付されます。
住民登録窓口にパスポート持参し移動届に記入するだけです。
移住先の住所が確定していない場合は国名と都市名の記入のみとなっています。
届を出すと住民登録がなくなるので住民票が取得できなくなります。
住民登録を復活させるには、新住所地の住民登録窓口にてパスポートなどを持参し転入届に記入するだけです。
これで住民税や国民年金、国民健康保険を支払う義務が免除になります。
海外転出届を出すタイミングに合わせて郵便局に行き転送届を出しておきましょう。
転送届を出しておくと1年間、旧住所あての郵便物等を無料で転送してくれます。
実家や親戚に郵便物の管理をお願いしておきましょう。
初めて海外移住や長期滞在する方には、日本の保険会社での海外保険加入をおすすめします。
日本の保険会社で海外保険に加入することで、日系の病院にて日本語で診察を受診することもできますし、私立病院で受診できるので比較的待ち時間を短くして病院を利用することが可能になります。
海外に初めて滞在される方は日本の保険会社での海外保険の加入がおすすめです。
海外移住する場合は移住先の国に合わせた予防接種を受けておいたほうがいいでしょう。
健康面にかかわることなのでしっかりリサーチして受けておきましょう。
また、歯の治療には時間がかかるので歯科検診も前もって行っておくといいでしょう。
つい忘れてしまいがちなことが運転免許証の更新です。
通常ははがきで通知されますが、海外にいると受け取ることができませんので注意しましょう。
運転免許証の更新期間は有効期間満了年の誕生日の1ヶ月前から誕生日の1ヶ月後までの間ですが、海外移住などで長期不在にする場合は、更新期間前に更新手続きを行うことができますので更新しておきましょう。
また、移住先で車を運転する予定の人は、国際運転免許証を取得しておきましょう。
各都道府県警察署の運転免許課や運転免許センター、運転免許試験場などで申請できます。
警察署で発行を受ける場合は、発行に2週間程度かかる場合がありますので注意してください。
このとき、移住先が国際免許証の有効な国かの確認も忘れずにしておきましょう。
下見の時点で住居が決まっているなら問題ありませんがほとんどの人が一時滞在先から物件探しをすると思います。
下見に行ったときに時間の余裕があれば一時滞在先の候補も決めていれば移住がスムーズに進むでしょう。