近年、ビットコインなどの仮想通貨（正式名称は暗号通貨）に多くの人が投資をするようになってきていますが、あなたは仮想通貨への投資を考えたことはありますか？
仮想通貨？ビットコイン？得体の知れないものだし投資の対象にするのは不安要素が多い気がする。たしかに何の知識もなく投資の対象にするのは正しい選択とは言えません。ですがビットコインについて学び、その将来性に期待して投資をする人がかなり増えてきているということも事実なのです。
あなたが今この記事を読んでいるということは、少なからずビットコインなどの仮想通貨に興味があるということだと思います。そこで今回はビットコインへの投資の将来性やメリット、デメリットを簡単に解説させていただきます。
ビットコインとは世界で最初に誕生した仮想通貨（デジタル通貨）で現在発行されている仮想通貨の中で最も時価総額が高く一番認知度の高いコインです。また、ビットコイン以外の仮想通貨を総称してアルトコインと呼びますが、アルトコインの中ではイーサリアムやリップルというコインは知名度が高くとても人気があります。
ビットコインが将来どれくらいの価値になっていくのか？ビットコインに投資する上で一番気になる点はそこですよね。ではビットコインの将来性を伝えるためにこれまでの価格の推移を簡単に説明します。
ビットコインは2009年から運用されており、2012年までは1BTC1,000円台で取引されていました。それが2013年になると1,000円台から10万円台にまで一気に上昇します。その後、長期的な下落相場を迎えますが、2016年12月には10万円台に戻し2017年12月に約230万円という当時の最高値を記録しました。そして2018年に再び下落相場を迎えましたが、そこから上げ下げを繰り返し2021年1月には1BTC約420万円という最高値を記録しています。1,000円が10年で400万円になるって凄いと思いませんか？
そして今後のビットコインの価格に関しては3,000万円や1億円にまで上昇すると言われています。米大手メディアのブルームバーグは2025年には10万ドル（約1,060万円）に達するという見通しを示しており、2021年2月2日時点の価格が約350万円ですので4年後には約3倍になる計算です。
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ビットコインには金のような希少価値があります。その理由は総発行枚数が2100万枚と決まっているからです。減ることはあっても増えることはないのです。総枚数が決まっていてそこから何らかの理由で減少すればその価値は上がりますよね。また、ビットコインはブロックチェーンという強固なセキュリティシステムによって構築されているのでセキュリティ面でも優秀で国際送金や決済手段として利用されています。金のような希少価値と世界中で共通して使用できるデジタル通貨としてとても優秀なので投資対象となるのです。
現在ではアメリカの大手企業、ペイパルが仮想通貨決済の参入を表明したり、ペイパルの競合であるオンライン決済のスクエアやナスダック上場企業のマイクロストラテジーも多くのビットコインを購入しています。
このように世界中の企業がビットコインの価値や有用性を認め今後も参入する企業が増えることを考えるとその価値は上がっていくことが予想されます。
ビットコインに投資するデメリット。それは購入するタイミングによっては購入後いきなり下落相場になってしまう恐れがあるところと短時間での値動き幅が大きいところです。下落相場になる可能性に関しては株式投資でも同じリスクがあるのでビットコインだけのリスクとは言えませんが、値動き幅の大きさに関しては日本の株のようなストップ高、ストップ安という制度がないため、暴落に対して常に警戒が必要です。ただ、逆に暴騰する場合もあるので暴落に対して注意さえしていれば大きく資産を増やすチャンスもあるでしょう。
この記事を読んで面白そうだし少し投資してみようかなと考えている人に少しアドバイスをさせていただきます。
仮想通貨にはさまざまな種類のコインがありますが投資の対象にするならビットコインがおすすめです。一択と言ってもいいと思います。理由はその希少性や有用性、大手企業の参入に加え、ほとんどの仮想通貨がビットコインの価格に連動して価格が変動しているからです。このように安定性と将来性を兼ね備えたビットコインへの投資をおすすめします。
ビットコイン以外のアルトコインへの投資も価格が上がる可能性は十分にありますがアルトコインの場合、突然価値が無くなってしまうというリスクがあります。もしアルトコインへの投資を考えているならイーサリアムというコインがおすすめです。
これからの時代は年金だけに頼って生きていくことは難しいと言われています。人生100年時代になっていく上に老後資金が2,000万円必要という現実が突き付けられた今、国民それぞれが各自で資産を増やす努力をしなくてはいけません。今のうちに資産を増やし余裕をもった老後を迎えるため、もしくは30代、40代でのセミリタイアを迎えるためにビットコインへの投資を始めてみるのも一つの有効な手段ではないでしょうか。
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