唇が日焼けで水ぶくれになったときの治し方・対処方法

あなたは唇の日焼けで悩んだことはありませんか?

夏が近づくと日差しも強烈になり日焼けによる肌へのダメージも大きくなります。
特に日差しが強い中のアウトドアスポーツやマリンスポーツなどは要注意です。
顔や体のUV対策はほとんどの人が忘れずに行っていますが、唇のことはつい忘れがちになっている人が意外と多いのです。

唇のUV対策を忘れてしまった人の中には、日焼けで唇の皮がめくれてしまったり水ぶくれになってしまったという人もいます。
このように唇が日焼けしてしまったときは、すぐに正しい処置を行わなければさらに悪化する恐れもありますので、状態によっては早急な対応を心掛けましょう。

そこで今回は日焼けによる唇の水ぶくれなどの対策方法をご紹介させていただきます。


唇の特長を理解して日焼け対策を行いましょう

唇の日焼け対策を行うには、まず唇の特徴を知っておきましょう。
唇は他の体の部位と違い皮膚がとても薄く皮脂を分泌する皮脂腺がないので、紫外線や乾燥などの刺激にとても弱いデリケートな部位です。
そんなデリケートな部位だからこそ、他の部位以上に紫外線対策を入念に行うべきなのです。

 

症状に合わせた対処方法を行いましょう

唇の日焼けによる症状は似たものがいくつかあり、その症状によって正しいアフターケアの方法は違ってきますので、あなたの症状に合わせたケアを行うようにしましょう。

あなたの症状は?
・唇がカサカサになり皮がめくれる。
・唇が赤く腫れてピリピリする。
・唇がチクチク痛み小さな水ぶくれやただれが出る。


・唇がカサカサになり皮がめくれる

日焼けによって唇の皮がめくれてくるとつい気になってしまい剥がしたくなると思いますが、剥がさないように我慢してください。
このとき無理に皮をめくってしまうと、皮膚がむき出しになって血が出たり、治るまでに時間がかかってしまいます。

対処方法
まず炎症を抑えるために氷や保冷剤を使い冷やしましょう。
このとき直接冷やすと刺激が強いので、タオルなどに包んでから冷やすと良いでしょう。
クールダウンが完了したら保湿ケアを行ってください。
日焼けした唇は水分が抜けやすく乾燥しやすい状態になっているので保湿ケアが重要です。
保湿に使用するものはリップクリームでも問題ありませんが保湿力の高いワセリンがおすすめです。

また、日焼けした唇に口紅やリップグロスなどの化粧品は刺激が強く、症状を悪化させてしまう恐れがあるので、控えることをおすすめします。


・唇が赤く腫れてピリピリする

過度の日焼けによって唇が赤く腫れてしまった場合、火傷の可能性がありますので病院で診てもらいましょう。

対処方法
病院へ行くまでに氷や保冷剤で冷やして炎症を抑えておきましょう。
唇が火傷のような状態になってしまっているときは、保湿のためのワセリンなどを塗ることも痛みを伴う場合があります。
このようにときは無理に保湿ケアを行わず病院で指示を仰ぎましょう。


・唇がチクチク痛み小さな水ぶくれやただれの症状が出る

日焼け後の唇に水ぶくれやただれが出たときには要注意です。
このような症状の場合、火傷の可能性だけでなく口唇ヘルペスの可能性も考えられます。

単純な日焼けによる水ぶくれより厄介なのが口唇ヘルペスです。

口唇ヘルペスは疲労の蓄積で免疫力が低下しているときやストレスなどで発症することがほとんどですが、過度な紫外線に誘発されて発症することがあり、私も夏のサーフィンの際に悩まされました。
この口唇ヘルペスは一度症状が出てしまうと見た目も痛々しく治るまでに時間がかかってしまうので、気付いたらすぐに正しい処置を行いましょう。

また、口唇ヘルペスは一旦感染してしまうと神経から取り除くことは不可能なので、海など日差しの強い場所に行くときには毎回UV対策をしてから行くことが再発の予防になります。

口唇ヘルペスの対処方法
口唇ヘルペスの疑いがある場合は、病院へ行き薬を処方してもらいましょう。
もし通院できない場合は薬局でも口唇ヘルペスの薬は販売していますので、薬剤師さんに相談して購入しましょう。
口唇ヘルペスには市販の塗り薬もありますが、私の場合は市販の塗り薬では治りにくかったため病院で内服薬を処方してもらいました。処方してもらった内服薬を服用するとすぐに効果がありましたので、市販の塗り薬で効果が出ない場合は病院で相談してみることをおすすめします。

唇の日焼け対策方法

唇が日焼けしやすい、口唇ヘルペスになりやすいという人でも、唇のUV対策を行えば予防することは可能です。

まず日差しが強い日やアウトドアスポーツ、マリンスポーツなどの外出時にはUVカット効果の高いリップクリームを使用しましょう。
基本的な予防はこれだけで十分ですが、マリンスポーツの際は水に濡れて少しずつ落ちてしまうのでこまめな塗りなおしは欠かさないように注意しましょう。
同じように食事の際にも落ちてしまうことがあるので食後にも塗りなおしは忘れないように気をつけましょう。

また、日の当たらない自宅などで過ごすときにUVカットではない保湿力重視のリップクリームを使用すれば唇のアフターケア効果を期待できるでしょう。

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ブリサマリーナ UVリップ / Brisa Marina UV Lip


唇の日焼けに悩まされないように

唇の日焼け対策やアフターケアに関しては、自分自身が唇を日焼けして痛い思いをしないと気にもならないことかもしれません。
ですが唇も顔や体と同じように日焼けをします。
酷い場合は水ぶくれや出血、口唇ヘルペスが発症してしまうこともあり、とても辛い思いをすることになってしまいます。

私も趣味のサーフィンをしたあとに口唇ヘルペスの症状が出て悩まされたことが何度かありますが、これは見た目も痛々しく綺麗に治るまで1週間以上かかってしまいます。
この状態は本当に辛いので予防を心掛けるようになりましたが、唇のUV対策をしっかり行うようになってからは口唇ヘルペスの症状が出ることは大きく減りました。

もしあなたが私と同じように悩んでいるのであれば、この記事を参考に唇のUV対策を行っていただければと思います。