これからの時代、貯金派では充実した老後生活を送れないかもしれません。
それはなぜかと言うと、すでにご存じだという方も多いと思いますが金融庁が「老後の30年間で生活費が約2000万円不足し、資産形成の自助努力が必要」という報告書を発表しているからです。
これは遠回しに年金に期待するなというような解釈もできる発表であり、年金暮らしの高齢夫婦では生活費が毎月約5万円不足するという内容です。
そして金融庁はこのような状況にならないために、長い間「貯蓄から投資へ」というスローガンを掲げていますが、未だに浸透していない状況が続いています。
これは日本の金融資産の多くがシニア世代に保有されているからだと言えるでしょう。
日本では若い世代の所得がマイホームや子育てなどに充てられ、ローンなどの支払いが終わるまでの期間は資産形成が難しく、一般家庭では貯金することすら容易ではないのです。そのため、少しづつ資産を形成していくのではなく退職金を受け取る60歳前後に一気に資産が形成されるという形が日本における一般的な流れになっています。
ですが、このような資産形成の形のままでは老後の資金不足になりかねない時代が迫っており、個人個人が1日でも早く自分で資産運用を行わなければならない状況になりつつあるのです。
特に低所得者は退職金に期待できない場合もあり、コツコツ貯金をしても安心して暮らせるほどの資産を築けないことも多く、できるだけ早い時期から資産を築くための行動をとることが将来の安心に繋がるのです。
そこで今回は、貯金をするよりも圧倒的なリターンを目指したいという人におすすめの投資信託をご紹介させていただきます。
最強の投資信託
毎月大きな金額を積み立てることができない人でもハイリターンが目指せる最強の投資信託。
それは『iFreeレバレッジNASDAQ100』という投資信託です。
これは通称『レバナス』と呼ばれ、米国のNASDAQ指数を対象としたレバレッジファンドで、日々の基準価格の値動きがNASDAQ100指数の値動きの2倍程度となることを目指す投資信託です。
この「iFreeレバレッジNASDAQ100」はレバレッジをかけた商品なのでリスクがないというわけではありませんが、今後もアメリカが世界経済の中心だと考えるのであれば多少の暴落はあったとしても右肩上がりで成長し続けると考えられます。
- －iFreeレバレッジNASDAQ100 基本情報－
- iFreeレバレッジNASDAQ100は日々の基準価格の値動きがNASDAQ100指数（米ドルベース）の値動きの2倍程度になることを目指します。株式の組入総額と株価指数先物取引の買建玉の時価総額の合計が、原則として信託財産の純資産総額の2倍程度になるように調整します。
- 購入時申込手数料・無料
- 信託報酬・0.99％（年率・税込）
- 償還日・無期限
レバナス購入のタイミングは？
投資信託は期間が5年より10年、10年より20年と長くなればなるほど資産の増え方が大きくなり有利に働きます。
特にレバナスは償還日が無期限なので長期の投資が可能です。
これは償還日が決まっている投資信託と比べて大きな利点です。償還日が決まっているものは、万が一償還日と暴落が重なってしまうと基準価格がどんなに下がっていても無条件で返還されてしまいますが、レバナスはいつでも自分のタイミングで返還することができるのです。
暴落しても大丈夫？
投資に暴落は付き物と言っても過言ではないでしょう。今までの時代を見ても何度も暴落は起きていますが、暴落後は確実に回復し高値を更新し続けています。
このようにアメリカの株価は成長と暴落を繰り返しながら上がり続けており、もしあなたが私と同じように今後もアメリカの経済が伸び続けると思うのであれば、暴落を怖がらずに投資することをおすすめします。
投資期間や購入金額は？
レバナスへの投資は長期積立投資が最適解だと言えるでしょう。
レバナスに長期投資した場合のシミュレーションを見てみると、2000年12月から2020年12月までの20年間、毎月1万円の投資を続けるとその評価額は約1億8300万円という破格の金額になります。
もし10年間で資産を増やしたいのであれば2010年12月から2020年12月まで毎月3万円の投資で約2900万円という評価額になります。
原資は1万円を20年間で240万円、3万円を10年間で360万円ということを考えると、圧倒的なリターンですね。
正直、将来的にこれほど大きな上昇を見込めるというわけではありませんが、世界経済の中心であるアメリカの株価が今後も上がり続けていくと考えると、長期投資で大きなリターンを得られる可能性は高いと考えています。
信託報酬が高くない？
レバナスの信託報酬は0.99％となっていますが、投資信託の中にはSBI・バンガード・S&P500インデックスファンドの0.0938％のようにかなり安いものもあります。
10万円を1年間保有したときに必要な信託報酬は0.99％だと990円で0.0938％だと93.8円と大きな差はないように感じますが、1000万円だと99,000円と9,380円と結構な差が生じます。1億円だと99万円と93,800円と相当な差です。
このように信託報酬の差だけを見るとレバナスよりSBI・バンガード・S&P500インデックスファンドに投資するの方がいいのかなと思ってしまうかもしれませんが、2倍のレバレッジをかけたレバナスの大きなリターンは信託報酬の差額を凌駕するものなので気にする必要はありません。
もしあなたが大きな資産を持っているのであれば信託報酬のより少ない安定したものに投資するべきかもしれませんが、少ない資産でハイリターンを求めるならレバレッジNASDAQ100が最適解だと言えるでしょう。
おすすめの買い方は？
レバナスの買い方については一括購入が最も資産を増やせるという検証結果が出ていますが、この買い方だと暴落時の精神的ダメージが大きく基準価格が戻るまで耐えられない可能性があります。
また、このような買い方は最初に多くの資金が必要なため資金的に難しいという人も多いでしょう。
そこで、暴落に強くレバレッジの恩恵を十分に受けられる購入方法として考えられるのが変則型積立投資です。
これは毎月の積み立てと暴落対策としてのスポット購入を組み合わせた投資方法で、毎月積み立てることで暴落のリスクを回避しつつ暴落時にスポット購入して基準価格の回復時にその恩恵をしっかり受ける投資方法です。
この方法であれば暴落を怖がることなく投資し続けることができるはずです。
『レバナス』を楽天カードクレジット決済にすることで、毎月の決済額に応じた楽天ポイントが貯まります。
しかも貯まったポイントは投資に利用することが可能なので、楽天カードをお持ちなら楽天証券を開設して投資することをおすすめします。
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貯金ができない・増えない人こそ最強の投資信託で資産運用を
今回は最強の投資信託『iFreeレバレッジNASDAQ100』をご紹介させていただきました。
この方法なら資産が少ないという人でも大きなリターンを目指すことが可能ですので「老後を安心して迎えたい」「若いけど資産運用に興味がある」という人の参考になれば幸いです。
筆者自身も資産が少ない状況でレバナスによる資産運用を始めていますので、あなたが多少のリスクを背負ってでも将来的に大きな資産を築きたいのであれば、ぜひチャレンジしていただければと思います。